仕上がりの美しさや衛生面でのメリットに惹かれ、人気が高まっている「ハイジニーナ脱毛」。
クリニックやサロンでハイジニーナ脱毛をすると、元の状態には戻らないので価値観の変化にともない後悔する女性が一定数います。
今回は、ハイジニーナ脱毛のメリットだけでなく3つのデメリットと注意点を徹底解説。痛みや恥ずかしさが気になり脱毛を踏み出せないでいる方は、参考にしてみてください。
本ページを読み終わるころには、ハイジニーナ脱毛への理解が深まるので、施術を受けるべきかが分かるはずです。
ハイジニーナ脱毛とは、VIOをすべて脱毛し、無毛状態にすることです。
ハイジニーナは「清潔・衛生」を意味する「Hygiene(ハイジーン)」という英単語が語源となっています。
その名の通り、デリケートゾーンを清潔に保てるので、生理中の不快感から解放される点が大きな魅力です。
見た目がキレイに仕上がるため「水着や下着を美しく着こなせる」と人気が高まっています。
VIO脱毛とハイジニーナ脱毛の違いは、残す毛量や形にあります。
VIO脱毛は、毛量を調整して好きな形・毛量に脱毛するのに対し、ハイジニーナは毛をすべて脱毛してツルツルの状態に仕上げます。
ハイジニーナ脱毛はVIO脱毛の中に分類される、と思っていただければよいでしょう。
ハイジニーナ脱毛は、主にエステサロンや医療脱毛クリニック、ブラジリアンワックスの3つの方法で脱毛できます。
脱毛方法 | 効果 | 痛み | 回数 |
エステサロン | △抑毛減毛 | ◎弱い | △18回以上 |
医療脱毛クリニック | 〇永久脱毛 | 〇強い場合もあるが麻酔で痛みを緩和できる | ◎12回前後 |
ブラジリアンワックス | ×一時的な脱毛 | ×強い | ×脱毛完了しない |
医療脱毛クリニックは、痛みが強いものの医療行為が認められているので、笑気麻酔や麻酔クリームで痛みを緩和できます。
その上、永久脱毛効果が見込めるので「アンダーヘアを自己処理をしたくない」という人におすすめです。
脱毛完了までの期間と回数は、脱毛方法によって大きく異なります。
比較 | 回数 | 期間 |
サロン | 18回 | 2年半〜3年 |
クリニック | 12回 | 1年半〜2年 |
完了時期は、毛量やデザインによって多少、差異があるものの上記を参考にスケジューリングすると良いでしょう。
なお、自己処理が楽になるまでの期間は、サロンでは約2年(8~12回)。医療脱毛クリニックでは約1年(5~6回)が一般的です。
VIO脱毛経験者223名にアンケート調査を実施し、下記の質問にご回答いただきました。
アンダーヘアのスタイルは、ナチュラルな形がもっとも多いことがわかりました。
ナチュラルな形に次いで、ハイジニーナを選ぶ女性が多いようです。
VIO脱毛後の男性の評判は「変わらない」と答えた女性が多数でした。
次いで「好評」と答えた女性が多く、反対に「不評」と回答した人はいませんでした。
「普段見えない部分にまで気を使える女性」「清潔感がある」など、肯定的な男性が多いようです。
ハイジニーナ脱毛の費用相場をまとめました。
比較 | 相場 | 回数 |
サロン | 約14~21万円 | 18回〜 |
クリニック | 約10〜15万円 | 8~10回 |
サロンは、回数が多く脱毛完了までの期間が長いことが残念なポイントです。
一方、医療脱毛クリニックは素早く脱毛の完了が目指せます。
ハイジニーナ脱毛をすることで得られるメリットは次の5つです。
それぞれ解説していきます。
1つ目のメリットは、アンダーヘアを気にせずにさまざまなファッションを楽しめることです。
「見えにくい部分のそり残しがあった…。」といったリスクがなくなるので、水着や下着をキレイに着こなせます。
具体的には、下記のような利点が魅力に感じ、ハイジニーナ脱毛を検討する女性が多いようです。
2つ目のメリットは、ハイジニーナの語源に通じる「衛生・清潔」に関する点です。
生理中は、下記のようにデリケートゾーンを衛生的に保てず悩む人も多いことでしょう。
また、経血が残ると雑菌が繁殖しやすく、雑菌からニオイが発生しやすいのもデメリットです。
生理中のさまざまな不快感から解放されて、ストレスを軽減できる点が大きな魅力といえるでしょう。
3つ目のメリットは、自己処理による肌トラブルや手間を省ける点です。
アンダーヘアの自己処理は簡単ではなく、多くの女性が下記のような悩みに直面します。
ハイジニーナ脱毛後は、自己処理の手間がなく、肌トラブルを軽減できる点が大きな魅力です。
ハイジニーナを行った女性のコメントからは「肌が整った」という声も多く見受けられます。
4つ目のメリットは、出産後のトラブルを予防できる点です。
妊娠・出産時には、下記のようなシーンでアンダーヘアにまつわるトラブルが起こり得ます。
上記のトラブルを回避するために「妊活脱毛」を検討する女性も少なくありません。
5つ目のメリットは、介護される側になったときに、相手の負担を軽減できる点です。
具体的には、排泄後の拭き取りなどアンダーヘアがなければ随分と介護者の負担が減ります。
介護者の負担を少しでも減らしたいと考え、「介護脱毛」を決断する女性が増えているようです。
ハイジニーナ脱毛をすることで考えられるデメリットは、次の3つです。
どれも一時的なものばかりで脱毛後は気にならなくなることがほとんどです。
ただし、永久脱毛の場合は、アンダーヘアが生えなくなるため、将来的に後悔しないよう慎重に考えましょう。
1つ目の欠点は、施術時の痛みです。
デリケートゾーンは、皮膚が薄いうえに毛が濃いので、脱毛時の痛みを感じやすい部位と言えます。
ただし、医療脱毛であれば麻酔を使用できるので、ある程度痛みを和らげることができます。
次の2つの麻酔から自分にあうものを選び、痛み対策ができます。
「痛みに弱い」と自覚している人は、麻酔を使用できる医療脱毛クリニックで施術を受けると良いでしょう。
2つ目の欠点として、施術時の体勢があげられます。
ハイジニーナ脱毛は、恥ずかしさを考慮し、無理な体勢や大きく開脚をすることはありません。
ほとんどのクリニックやサロンでは、紙ショーツを少しずつズラしながら施術を行います。
また、施術時間は数分とあっという間です。
そのため、実際には「思っていたほど恥ずかしくなかった」というお声をいただきます。
3つ目のデメリットは、永久脱毛の場合はアンダーヘアが生えなくなるという点です。
これは一見メリットのように感じますが価値観の変化により、「元に戻したい」と後悔する女性もいらっしゃいます。
カミソリや毛抜きでの脱毛とは違い、再び毛を生やせないことがデメリットだと捉える人もいるようです。
ここでは、ハイジニーナ脱毛がおすすめの人と向いていない人の特徴をまとめました。
「ハイジニーナ脱毛をするべきか迷っている」という方は参考にしてください。
ハイジニーナ脱毛をおすすめする人は次の通りです。
頷ける項目が多ければ、ハイジニーナ脱毛後に後悔することはないでしょう。
続いて、ハイジニーナ脱毛が向いていない人をまとめました。
衛生面や視覚的に気にならない人は、ハイジニーナ脱毛をする必要はありません。
また、パートナーがハイジニーナへの理解がない場合は、デザイン脱毛で形を整えたり、毛量を調整したりする方が良いかもしれません。
ハイジニーナ脱毛後の後悔を避けるために、以下の2つを押さえておきましょう。
一つずつご覧ください。
繰り返しになりますが、クリニックやサロンでハイジニーナ脱毛の施術を受けた場合、元の状態には戻せません。
『当時付き合っていた彼がハイジニーナを進められたから脱毛をしたけど、今の彼は「幼く見える」という理由で受け入れてくれない。』
といった残念な声も耳にします。
価値観の変化も視野に入れ、納得したうえでハイジニーナ脱毛をしましょう。
デリケートゾーンは、皮膚が薄く、毛が濃いため痛みを感じやすい部分と言えます。
施術がはじまってから「こんな痛みには耐えられない」と後悔する女性も一定数いるようです。
医療脱毛ならば医療行為である麻酔を使用できるので、痛みを最小限に抑えられます。
万が一、肌トラブルが起きたときに、炎症止めを処方するなどクリニックならではの適切な処置を受けられる点も安心できるポイントです。
ここからは、ハイジニーナに関するよくある質問にQ&A形式でお答えします。
気になる項目からチェックしましょう。
A.VIO脱毛経験者対象のアンケート調査※によると、ハイジニーナ脱毛は男性ウケがいいようです。
※223名対象(2021年8月6日〜8月7日)
実際にハイジニーナ脱毛をした人は、彼に「ツルツル」「肌がキレイになった」と褒められているようです。
A.ハイジニーナ脱毛は黒ずみを解消する効果は見込めません。
しかし自己処理の頻度が減り、肌への刺激がなくなったことにより黒ずみが目立ちにくくなるケースがあります。
実際に「ハイジニーナ脱毛後に色素沈着が改善された」という声があるのも事実です。
A.電動シェーバーを使用した脱毛がおすすめです。
カミソリや毛抜き、ブラジリアンワックス、家庭用脱毛器での処理は、ケガや色素沈着の原因に繋がるので避けた方が良いでしょう。
電動シェーバーでのセルフ脱毛のやり方は次の通りです。
ハイジニーナ脱毛は、見た目をキレイにするほか、下記のメリットがあります。
一方、デメリットはほとんど一時的なものです。
医療脱毛クリニックで永久脱毛をした場合は、アンダーヘアが生えなくなるので後悔のないようにご決断ください。
水着や下着のおしゃれを心置きなく楽しめるスッキリとしたデリケートゾーンを手に入れましょう。