飲み会やパーティーなどで、お酒を飲む機会が急に入ってくることありますよね。
「ビール1杯ぐらいなら大丈夫」と考えてしまう人も多いのではないでしょうか。
たとえビール1杯でも、脱毛前後12時間以内のアルコールの摂取は、肌のトラブルにつながる可能性があります。
今回は、前後12時間以内の脱毛と飲酒の関係について説明していきます。
なぜ脱毛の前後12時間はお酒を控えるべきだと言われているのでしょうか。
それは飲酒による体温上昇で肌トラブルにつながる危険性があるためです。
体温が上がると、肌に赤みやかゆみ、刺激による湿疹などが出やすくなります。このような状態で脱毛をおこなうと、肌にダメージを与えてしまいます。
飲酒は、体内の水分も失っていきますので、肌が乾燥してしまうなど肌のトラブルを起こしやすい状態となってしまいます。
普段の肌状態なら問題なくても、敏感な状態になっている場合、それだけで肌トラブルになる可能性があります。
このようなことで、脱毛のトラブルを起こさないように、飲酒の前後12時間は、脱毛を控えるように言われているのです。
飲酒をすると、身体の中にアルコールが入ります。もちろんアルコールが身体から抜ければ、脱毛を受けて支障はありません。
アルコールがどのくらいで分解されるのか?これには、個人差があります。また、その日その日の体調にも影響を受けるので、一概には言えません。アルコールが抜ける時間は、アルコール度数でも異なります。
仮に酔いから覚めたからと言っても、実際には体内にアルコールが残っていることもあります。
これらのことから、脱毛前日の夜から一切の飲酒をしないのが良いでしょう。
脱毛前にお酒を飲んでしまった場合、施術前の痛みが強くなる可能性があります。血流が流れやすくなり、炎症が起きやすくなるためです。
脱毛後の肌トラブルのリスクを上げてしまう結果となりますので、脱毛前の飲酒はくれぐれも注意しましょう。
脱毛後にお酒を飲んでしまった場合、赤みやかゆみが起こる可能性があります。脱毛によって刺激を受けた肌は、軽く炎症が起きています。その炎症を悪化させないために、脱毛後の飲酒は避けましょう。
脱毛前後に飲み会の予定が入ってしまいました。どうすればいいでしょうか。ここでは、飲み会に誘われたときの対処法を考えてみます。
普段からアルコールをあまり飲まないなら、これが一番。「ノンアルコール」の飲み物を頼みましょう。ソフトドリンクでもいいですし、ノンアルコールドリンクでもお酒と同じような雰囲気を楽しめるものも最近はあります。
ノンアルコールカクテルも充実したお店もあるので、飲み会を楽しく過ごせるはず。
可能なら飲み会の日程を変更してもらいましょう。脱毛クリニックの予約が変更できないからと、違う日程で開催できないか打診してみます。
どうしても変更できない、参加しないといけない飲み会ってあります。そんな時は、脱毛の日程を変更するのも一つです。
日程を変更できるかどうか脱毛クリニックによって条件が異なるので、一度確認しておきましょう。
脱毛前後には、飲酒以外にも注意したいことがあります。肌トラブルを起こしたくない場合こそ、しっかりと注意することが大事です。
こんがり肌になるくらい黒く日焼けをしてしまうと、脱毛のレーザーが肌自体に反応して火傷を起こすこともあります。
肌が黒く焼けていなくても、日焼け直後は敏感肌となっていて、脱毛でさらに焼けて赤みをおびたり、黒ずんだりする原因にもなります。
脱毛前後の日焼けには十分、注意しましょう。
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予防接種は、肌以外の部分に異常をきたす可能性があります。予防接種をしたあとは、体調が変化しやすくなっています。
そのため、予防接種後、約1週間から10日間は空けて、脱毛の予約をするのが安心です。
薬の服用もその種類によって、身体に影響を及ぼす場合があります。お医者さんが処方している薬を服用している場合は、かかりつけ医に相談して脱毛しても問題がないか確認してください。
今回は、脱毛の前後12時間以内は、飲酒を控えるべき理由やその対処方法についてご紹介しました。
飲酒をすると、アルコールによって血流が促進されます。脱毛後の炎症が強くなることがありますので、注意が必要です。
脱毛前に飲んだしまった場合は、少しの量であっても、クリニックやサロンにご相談ください。
急な飲酒イベントが入る恐れもありますが、肌トラブルを避け、健康的な肌を保つために、脱毛は計画的におこないましょう。