ニキビ跡や肌を綺麗にしてくれる効果のあるダーマペン。現在芸能人や、美容思考の高い女性が多く活用している『美容ツール』として非常に話題となっています。
ダーマペンの施術には良い効果がたくさんある一方で、デメリットが全く存在しない訳ではありません。ダーマペンのデメリットにはどのような種類があるのでしょうか。
この記事では、ダーマペンの施術前に知っておくべき基本的なデメリットをご紹介いたします。
※どのような施術にも必ずデメリットはあります。ダーマペンをおすすめしていないわけではありません。
それでは、ダーマペンの施術で起こりうるデメリットと対処法を確認していきましょう。
ダーマペンは針を刺す施術方法です。そのため、個人差はありますが、痛みが伴う可能性が高くなります。
特に針を深く刺す部位や、骨や神経が近い部位などは痛みを強く感じる場合があります。
クリニックや美容外科によってシステムは異なりますが、顔に塗るクリームタイプの麻酔が用意されています。
コースに麻酔の料金が含まれている場合や、別料金でもしっかりとカウンセリング時に案内があります。
「麻酔なんて受けたら痛みに弱い…」と思われるかもしれないと心配になる方もいますが、ほとんどのクリニックで麻酔を推奨しており、麻酔をしている人が大半となりますので安心してください。
ダーマペンの施術を終えた後は、肌に無数の穴が開いた状態になりますので、以下のようなダウンタイムの症状が現れます。
ダウンタイム時にしてはいけない決まりも様々あります。(化粧・飲酒・洗顔・日焼けなど)
医師から注意された決まりをしっかりと守り、肌に低刺激な生活を送っていれば1週間程度でほぼ肌の異常はなくなります。
アルコール類の入っていない化粧品を使用し、赤ちゃんでも使える低刺激な洗顔石鹸で顔を洗い、しっかりと保湿をするとダウンタイムが多少縮まる可能性もあります。
万が一ダウンタイムが長引いた場合でも、クリニックや医療機関での施術であれば医師にすぐ相談も出来るので安心です。
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ダーマペンは1回の施術で完了ではありません。3~4週間に1度、合計で5回程度の回数を推奨しています。
確かに1回の施術でも以前より肌が綺麗になったと実感を得られます。効果を感じると嬉しくなるでしょう。
しかし、ダーマペンの施術はあくまで「お肌を少しずつ改善していく」方法になります。そのため、完了まで何度か通わないといけません。
最初は施術のために通う行為を面倒に感じる方もいると思いますが、どんどん肌がターンオーバーし、美しくなっていく様子を目の当たりにすれば、施術が楽しみになります。
また、メイク時間への先行投資と考える方法もあります。
例えば毎日肌トラブルを誤魔化すために1時間化粧に時間をかけていたところ、施術をした効果によって30分に短縮出来たとします。
1週間毎日化粧をしているのだとすれば、210分(3時間半)も短縮出来る計算になります。
ダーマペンの施術自体は1回あたり1時間から1時間半見ておけば問題ありませんので、5回の施術時間をたった2週間の毎日の化粧で取り戻せるのです。
むしろ施術した方が時間を有効に使えていると実感する可能性があります。
ダーマペンの針は金属で出来ています。そのため、金属アレルギーの人は施術を受けられません。
アクセサリーで肌荒れした経験や、何かにかぶれた経験をお持ちの方は、必ず施術前にアレルギー検査をしてください。
金属アレルギー検査は皮膚科やアレルギー科で簡単に受診可能です。
やり方は注射などではなく、パッチテスト方式になります。
背中などの見えない部分に試薬を含ませたシールを貼り、シールの内容にもよりますが、2日後から7日後までの間に何度か経過を見て判定していきます。
パッチテストは保険適応になりますので、1,000円程度の割と安価な金額で受けられます。この機会に是非確認をおすすめします。
クリニックにもよりますが、ダーマペンの施術の金額は、顔全体でおよそ1回あたり2~3万円とされています。(別途麻酔代が必要な場合あり)
2~3万円の施術を5回受けた場合、総額10~15万円かかる計算になります。この金額だけ聞くと非常に高額な施術に感じます。
ダーマペンで肌が綺麗に生まれ変わった場合、今まで肌を綺麗にするために使っていた化粧品や、肌を誤魔化すために使っていたファンデーションやコンシーラーの一部が不要になる可能性があります。
優秀な化粧品はそれなりな値が張りますし、毎日化粧をしていると、どうしても減りが早いですよね。
ダーマペンの施術は、長い目で見ると化粧品を買う量が減り、お得になる場合があるのです。
ダーマペンの施術に向いている人は以下のような人が挙げられます。
デメリットの部分でも紹介した内容になるのですが、継続した施術が可能で、かつ施術の費用対効果をしっかりと考えられる人が向いていると言えます。
また、マストではありませんが、2日程度の休みが取れると尚良いでしょう。ダウンタイムの初日は化粧や洗顔が出来ませんし、日焼け止めの塗布も不可ですので、この状態の肌で外出が推奨出来ないからです。
ダーマペンのデメリットばかりをご紹介いたしましたが、もちろんダーマペンにはたくさんのメリットがあります。
いつの間にか失ってしまったつややかな肌を取り戻せるため、非常に多くの方がチャレンジしています。
素肌が綺麗だと化粧乗りも良くなりますし、若く見られますから、生まれ変わったような人生を歩めるチャンスです。
デメリットもありますが、これだけのメリットがあればやってみる価値は充分あると言えるでしょう。
ダーマペンだけでなく、全ての施術にはメリット・デメリットが存在します。
しっかりとそれぞれを比べてみて納得してからカウンセリング、施術へと進みましょう。
不安な方は当院ではカウンセリング時に様々な相談も承っておりますので安心してくださいね。