デリケートゾーン(VIO)の一部である「Oライン」。肛門まわりを衛生的に保てる点が最大の魅力です。
とはいえ「施術を受けるときに恥ずかしそう」「痛みに耐えられるかな…」といった不安を抱く方も多いでしょう。
今回はOライン脱毛の痛みや体勢、施術範囲、費用相場について徹底解説します。
本ページを読み終わるころには、Oライン脱毛への知識が深まり、自分にとっての必要性を見極められるようになるでしょう。
Oライン脱毛とは、肛門まわりを脱毛することです。お尻の穴まわりは、見た目が「O」の形をしているためOライン脱毛と呼ばれています。
「Oライン=お尻」と認識している人も多いようですが、実際には、粘膜を除く肛門まわりの狭い部分を指します。
Oラインは、Vラインほど視覚的にムダ毛が気になりません。しかし排出物や生理時の経血が付着しやすい部分ですので、衛生面を向上したいのであればOライン脱毛がおすすめです。
Oラインのお手入れには、主に以下の3つの方法があります。
なかでも永久脱毛できる「クリニックでの医療脱毛」がおすすめです。
それぞれメリットとデメリットを解説するので参考にしてみてくださいね。
Oラインのお手入れ方法の1つ目は、カミソリでの自己処理です。
メリット | ・1回あたりのお金がかからない ・自分の好きなタイミングで処理できる ・人にデリケートゾーンを見られない |
デメリット | ・自己処理をする手間と時間がかかる ・見づらい場所のため肌を傷つけてしまう可能性がある ・黒ずみや色素沈着につながる |
デリケートゾーンが人目に触れることなく、好きなタイミングで処理できる点が大きな魅力です。カミソリやシェーバーなどの費用しか発生しないので、出費を抑えてOラインのムダ毛を処理したい方に向いています。
しかしOラインは、直接目で確認しながら処理を進められないので、ケガのリスクがともなう欠点も。また処理を繰り返すことで黒ずみや色素沈着につながるのでおすすめできません。
Oラインのお手入れ方法の2つ目は、脱毛サロンで減毛・抑毛することです。
メリット | ・毛の量を減らせる ・費用を抑えられる ・医療脱毛と比較すると痛みが少ない |
デメリット | ・永久脱毛の効果はない ・施術者にデリケートゾーンを見られる ・肌トラブルが起きた場合は自分で病院に行く必要がある |
脱毛サロンは、繰り返し通うことで毛の量を減らすことができます。クリニックより1回あたりの料金が低価格という点も魅力の1つです。
しかし脱毛サロンの場合は、永久脱毛の効果はありません。
医師がいないため、照射エネルギーを高く設定できないことが理由です。
減毛する、毛が生える速度を遅らせる効果はありますが、半永久的にムダ毛処理をしなくて済むわけではないので、長い目で見るとコストパフォーマンスが低い点は否めません。
Oラインのお手入れ方法のなかでとくにおすすめなのがクリニックでの永久脱毛です。
メリット | ・永久脱毛の効果が見込める ・肌トラブルが起きた際のサポート体制が万全 ・医師または看護師が施術する |
デメリット | ・施術時の痛みが比較的強い ・1回あたりの施術料金はサロンと比較すると高い |
クリニックでの医療脱毛は、永久脱毛の効果が見込めます。半永久的にムダ毛処理をする必要がなくなるので、将来、自己処理の手間を省ける点が嬉しいポイントです。
また、クリニックでの脱毛は医師または看護師の有資格者が施術をするため、肌の状態を見ながら照射を行ってもらえる点もメリット。万が一、肌トラブルが起きたときに薬を処方してもらえる点も医療クリニックならではの魅力です。
施術時の痛みが比較的強いという欠点はありますが、笑気麻酔や麻酔クリームで対応できるのでさほど気にする必要はないでしょう。1回あたりの費用を見ると高額に思えるものの、半永久的に生えなくなるので将来を見据えるとコスパのいい脱毛方法です。
内部リンク「永久脱毛」
Oラインのセルフ処理は、2つのリスクがともなうのでおすすめできません。
ひとつずつ見ていきましょう。
Oラインは、直接見ながら自己処理できないので肌を傷つけてしまう可能性があります。
また、ムリな体勢で行い、手元が狂ってしまい出血や肌トラブルを経験した方も多いのではないでしょうか?
肌へのダメージが続くと、Oラインに黒ずみやくすみが生じる可能性もあります。
粘膜に近い部分ですので、プロの施術者による丁寧なケアを受けた方がいいでしょう。
自己処理の場合は、剃り残しが発生し、デリケートゾーンに不快感を抱く方も多いかと思います。
実際にVIO脱毛をした人に実施したアンケート結果では「不快感を減らすため」と回答した人が多く見受けられました。
※アンケート調査実施 223名対象(2021年8月6日〜8月7日)
また、Oラインの自己処理を行った数日後に、再び毛が伸びてくるので効率のいい処理方法とはいえません。
クリニックではプロの施術者が丁寧に処理してくれるので、剃り残しが生じず、見た目もキレイに仕上がります。
将来、自己処理をする手間が省けるので脱毛するメリットは大きいでしょう。
ここからは、医療クリニックでOライン脱毛を行う6つのメリットを解説します。
Oライン脱毛する最大のメリットは、デリケートゾーンを衛生的に保てることです。
Oラインは、排出物や生理時の経血が付着しやすい部位です。付着後、すぐに洗い流さなければかぶれたり、ムレ、においの原因になったりするので不快に思う女性も多いことでしょう。
Oライン脱毛をすればかゆみやかぶれなどの肌トラブルを防ぎ、においの原因を排除してデリケートゾーンを衛生的に保てます。
2つ目のメリットとして自己処理の手間を省ける点があげられます。
ただでさえOラインは自分で処理するのが難しい場所のため、頻繁に処理するのは面倒ですし、処理にも時間がかかります。
脱毛すれば、ムダ毛が生えるスピードが遅くなり、徐々に毛も薄くなります。また、脱毛が完了する前から自己処理の手間や時間を大きく削減できます。
大胆な水着やショーツをキレイに着こなせることも嬉しいポイント。
Oラインは、自分で確認しにくい部分ですので、ムダ毛がはみ出ていても気づけない人が多いはずです。
Oライン脱毛をすればTバックやGストリングなどの大胆な水着やショーツに堂々とチャレンジできます。
5つ目のメリットは、生理中もデリケートゾーンを衛生的に保てることがあげられます。
ただでさえ不快感に敏感な生理中。Oラインまわりのムダ毛に経血が付着し、ムレやかゆみをともなうのは避けたいものです。
Oライン脱毛後は、お尻の穴まわりがスッキリするのでムレやかゆみなどの肌トラブルが軽減され、衛生的に保てます。
Oライン脱毛後は、出産時に起こり得るトラブルを回避できます。
妊娠すると月に1~2回のペースで産婦人科を受診するため、陰部が人目に触れる機会が増えます。「デリケートゾーンが不潔だと思われると恥ずかしい」と悩む女性も多いことでしょう。
実際に、妊娠・出産に備えてアンダーヘアを脱毛(妊活脱毛)する人が増えています。診察時の羞恥心を緩和するだけでなく、ほかにもメリットがあるので下記を参考にしてください。
出産時のトラブル | 詳細 |
診察時 | 陰部が人目に触れる機会が増える羞恥心を緩和 |
会陰(えいん)切開 | 傷口の炎症対策 |
悪露 | 長時間のナプキン使用によるかぶれ対策 |
産後、母体にかかる負担を軽減できるので妊娠希望者は、Oライン脱毛を検討するといいかもしれません。※妊娠中は脱毛できないのではやめに取り掛かることがおすすめします。
介護される側になった将来を見据えてOライン脱毛に踏みきる人も多いようです。
というのも介護をする人が、便や尿の処理をするときにアンダーヘアがあると清拭に時間がかかるからです。
便や尿は、Oライン周辺のムダ毛に付着します。トイレに行ったときに洗い流せば衛生的に保てますが、オムツを履いている場合はそうはいきません。
肌とオムツの間に便が広がり乾いてしまうと排出物と毛が絡みついたり、かぶれやにおいの原因になったりします。感染症の対策にもつながるので、健康上の観点でもOライン脱毛を検討した方がいいでしょう。
Oライン脱毛は、メリットだけでなくデメリットも存在します。デメリットは次の2つ。
デメリットを踏まえて脱毛を検討すれば、脱毛後の後悔を防げるので2つの欠点を確認しましょう。
Oライン脱毛の欠点として、施術時の恥ずかしさがあげられます。「施術するときはどんな体勢なの?」「陰部を見られるのは恥ずかしい」と悩む女性も多いはず。
実際には、股を大きく開いて施術を受けるわけではありません。うつぶせになり、少し足を開いた状態で照射するので「想像していたよりも恥ずかしくなかった」という声が多く上がっています。
2つ目のデメリットは、施術時にともなう痛みです。
Oラインは、皮膚が薄いうえに毛が濃いので、ほかの部位よりも脱毛時に痛みを感じやすくなります。
そのため「VIO脱毛は痛い」「痛すぎて途中で辞めた」という声があるのも事実です。
しかしクリニックの場合は、医療行為である「笑気麻酔」や「麻酔クリーム」を使用できるため痛みを和らげられます。
そのうえOラインは範囲が狭く、照射時間はわずか5~10分ほどと短い点も安心できるポイントです。
痛みを感じやすい人は、サロンではなく医療脱毛クリニックでの脱毛がおすすめです。
ここからは、Oライン脱毛に関するよくある質問にQ&A形式でお答えします。
下記の質問のなかで気になる項目があればチェックしてみてくださいね。
5回程度(約1年)で自己処理の頻度が減るのを実感いただけるでしょう。
また、8〜10回(約1〜2年)程度で、おおむね脱毛が完了します。
痔や生理中は、脱毛をお断りするクリニックが多いです。
Oラインは、痔の患部がある部分ですので、照射できません。患部を避けて照射するクリニックも存在しますが、Oライン全体を照射したい方は、痔の完治を最優先に進めた方がいいでしょう。
また、生理中にOライン脱毛を断られる理由は次の2つです。
とくに肌荒れが起こる可能性があるので、Oラインに限らず、全身の脱毛を断るクリニックも多いです。
VIO脱毛は男性ウケがいいことがわかっています。
ASERAクリニックでは、VIO脱毛経験者に「男性の評価」に関するアンケート調査を実施した結果、40名が「好評だった」と回答しています。
「不評」と答えた女性は0名でした。
また好評だった男性の意見としては、「普段見えない部分にまで気を使える女性」「清潔感がある」などがありました。
脱毛クリームでは、Oライン脱毛できません。
そもそも脱毛クリームは、「除毛」や「減毛」が見込めるだけで脱毛効果はありません。
また成分が粘膜に付着することで肌トラブルを引き起こすリスクがあるのでVIOへの使用は避けた方がいいでしょう。
しゃがむまたは片膝をつく体勢で処理します。
まずは新聞紙を敷き、その上に鏡を置きます。鏡でデリケートゾーンが見える位置にしゃがむか片膝をつく体勢で処理しましょう。
Oライン脱毛後に生じる後悔は、ほとんどないでしょう。
たとえば、Vラインであれば無毛状態にした後に「やっぱり少し残しておくべきだった」などと価値観が変わるケースもあります。
しかしOラインの場合、視覚的な変化がほとんどないので「価値観による後悔はない」といえるでしょう。
233名の女性にアンケート調査を行った結果、Oラインは自己処理でムダ毛をケアしている人が多いことが見受けられました。
また、下記の「脱毛経験のある部分」という質問に対してOライン脱毛を経験した人が少ないことが分かっています。
やはり恥ずかしさからか、Oラインは脱毛ではなくまだまだセルフで処理している人が多いようです。
Oライン脱毛は、肛門まわりに付着する生理の経血やおりものを回避し、衛生的に保てることが最大の魅力です。衛生面の向上以外にも、ファッションを思いっきり楽しめたり、自己処理の手間を省けたりといったメリットがあります。
また、妊娠や出産、介護など将来を見据えて脱毛に踏み切る人も多いようです。痛みが強いイメージを持つ方も多いですが、医療クリニックなら施術時に笑気麻酔や麻酔クリームを使用するので痛みを緩和できます。
当院でもOラインの施術を承っているのでぜひ、無料カウンセリングにお越しください。Oラインをツルスベ肌に仕上げることで、快適な毎日を手に入れられるはずです。