ダーマペンは痛い?痛みを感じやすい部位や感覚は?

2021.3.26
美容コラム

最近YouTubeやSNSで話題となっている「ダーマペン」。

ダーマペンとは、非常に細い針を使い、目視できないほどの小さな穴を皮膚に開ける治療法です。

この治療法によって得られる効果は、 皮膚のハリや弾力を高め、毛穴の開きやニキビ跡、小じわなど小さくも嫌な肌トラブルを目立たなくするものです。

そんなダーマペンですが、針の「痛み」について気になりますよね。

そこで、この記事ではダーマペンの痛みや、部位ごとの感覚を説明いたします。

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※痛みについては個人差があります。また、その日の体調や肌質によっても変わってくる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

ダーマペンの仕組み

2018年に発売されたダーマペンの最新モデルである「ダーマペン4」 が現在主に使われている機器となります。

この機器の仕組みやスペックは以下の通りです。

  • 0.26mmの非常に極細の針を使用している
  • 振動スピードは1秒間に約120回の超高速である
  • 肌の真皮層に毎秒1,920個もの穴を開けている(16本の針があり、それぞれ120回振動するため)

※以下、2021年3月に実施した独自アンケートの結果をまとめています。

ダーマペンって痛くないの?

ダーマペンの仕組みを見ると、肌の表面がボコボコになってしまいそうなイメージがあります。

さらに、いくら極細の針とはいえ相当な振動数ですから怖いと思う人が多いのが事実です。 また、今までのダーマペンであれば痛みを強く感じた人も中にはいました。

しかし、ダーマペン4では痛みについて多くの改良がなされています。

そのため「チクチクしたけどあまり痛くなくて良かった」「少しヒリヒリしたくらいだった、怖く思っていたがそれほどでもなかった」と前向きな意見が多く、痛みで苦痛になってしまった人は以前に比べ少なくなりました。

オプションで麻酔クリームの用意があるのがほとんど

もちろん痛みに敏感な人のために、クリニックでは麻酔を用意しています。

当院での麻酔はオプション料金なしでのご提供となりますが、クリニックによっては金額や方法が異なる可能性がありますので、事前にカウンセリングをしっかりと行ってください。

ダーマペンの施術で使われる麻酔はクリーム状のものになっており、洗顔後乳液を塗るような感覚で顔全体にまんべんなく塗っていくだけで簡単に使うことが出来ます。

塗り終わった後は20分程度麻酔の効果が出るまで待機をし、その後施術に移ります。

麻酔と聞くと、歯医者や怪我の治療に使われる注射を想像し怖くなってしまう人がいますが、全く痛くありませんので安心できます。

施術後ヒリヒリした感覚がある事が多い

ダーマペンは皮膚に穴をあけるので、どうしても麻酔の有無に関わらず、しばらくすると赤みが出てヒリヒリする場合があります。チクチクとした刺すような痛みではなく、少しチリッとする程度ですので全く耐えられないものではありません。

ただし、赤みやヒリヒリに関しては長期間続くものではなく、早いと1~2日、一般的には3~4日程度様子見すると、ほぼ完全に治まる事が多いです。

また、施術の翌日からメイクが可能です。

ダーマペンの痛みはどのくらい?

実際にダーマペン4を利用した人に質問すると、大半の人が麻酔クリームを使用しています。

もちろん麻酔なしで平気だと感じる人も中にはいますが、基本的にはクリニックで麻酔をしてもらうので、施術中はほとんど痛みを感じません。

ただ、痛みはなくなっても皮膚に穴を開けている感覚や押されているような感覚はありますので、少し圧迫感を感じる人もいます。

セルフケアの場合は要注意

セルフケアで深く施術しようとする、もしくは古く太い針のダーマペンで施術しようとすると、麻酔なしでは激痛だったと感じる人が多くいます。

また、麻酔なしで施術することにより、部位にあった深さや圧でダーマペンを使えていないケースが多く、効果が出ない可能性も。

逆に痛みに強く深く施術してしまった場合、ダウンタイムや出血量、赤みが増えてしまうケースが考えられます。

痛みが怖い、きちんとした効果が欲しい方はセルフではなくクリニックでやってもらいましょう。

ダーマペンで痛みを感じやすい部位はあるの?

ダーマペンによる施術は麻酔を使う事が多く、加えて改良もされているため、もともとの痛みが軽減されています。しかし、部位によってはチクっと痛みを感じる場合があるでしょう。

そこで、痛みを感じやすい部位をいくつかご紹介します。 ご紹介する部位はすべて「骨が近い」「骨ばっている」特徴があります。

※ご紹介する部位以外の場所で痛みを感じた人もいますが、一例として参考にしていただければと思います。

フェイスライン

フェイスラインは他の部位に比べて若干痛みを感じやすい傾向があります。そこまで気にはならないレベルですが、人によってはチクチクと感じる可能性があるようです。

鼻の頭

鼻の頭のゴリゴリとした骨の近辺はチクっとする場合があります。特に鼻筋まわりの骨に近いところは痛みを感じた人もいました。しかし、麻酔をすれば耐えられないレベルではないようです。

髪の毛の生え際

髪の毛の生え際は麻酔クリームの塗りが甘くなりがちです。また頭蓋骨に近く皮膚が薄いのでチクチクする箇所がありますが、麻酔があれば耐えられるレベルです。

頬骨の一番高いところ

頬骨の一番高いところは骨格や肉付きに左右されますが、多少えらが張っている方や頬骨が出っ張っている方は痛みを伴う事があります。しかしほかの部位に比べて脂肪がある人も多く、多少痛みを感じる場合がある、程度の部位になります。

まとめ

ダーマペンの施術で使われている「ダーマペン4」は改善されており、麻酔をすれば割と快適に施術が出来ます。

ただし、セルフケアや麻酔なしの治療に関しては痛みが伴う可能性があり、正しい深さでの治療ができない場合もあります。

クリニックでの施術を希望する場合はカウンセリングの際にきちんと相談し、納得する形で進めましょう。

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