「脱毛クリニックや脱毛サロンに行きたいけれど、敏感肌だと脱毛受けられない?」とお考えになる方もいらっしゃいます。
今回は、敏感肌やアトピー肌の方でも脱毛できるのか?についてご紹介いたします。
アトピー肌の方でも基本的に医療レーザー脱毛できます。
肌の状態をチェックする必要がありますが、医療レーザー脱毛は、メラニン色素に吸収されるレーザーを使います。そのため、皮膚表面への刺激は大きくありません。
アトピー性皮膚炎の方は、肌のバリア機能が低下し、刺激によって肌荒れとなりやすいです。脱毛を受ける際には、注意が必要です。
医療脱毛クリニックでおこなう医療レーザー脱毛は、黒い色素に反応する医療レーザーで発毛組織にダメージを与えます。
つまり、肌の表面ではなく、肌の奥の発毛組織に刺激を与えますので、敏感肌やアトピー性皮膚炎の方でも脱毛施術が受けられます。
ただし、濃い色素沈着のある肌ですと、レーザーが肌表面に反応して、火傷を起こす可能性があります。その場合、照射できないことがあります。
肌に炎症が強く出ているときも、症状が悪化する恐れがあります。その場合、施術できません。
医療脱毛は、医師の指示のもと、看護師が施術箇所それぞれの肌の状態に合わせて、レーザー照射をコントロールして施術します。
基本的にアトピー肌の場合でも脱毛クリニックや脱毛サロンへ通うことは可能です。しかし、お肌の調子によっては、脱毛できない場合もあります。それらについてご紹介します。
ステロイドを塗られている場合は2週間空けていただいてからの照射になります。アトピー肌や、肌質によっては脱毛出来ないこともございます。
色素沈着がある部位への脱毛は、お肌のトラブルを起こす可能性があります。施術が受けられない場合があることを念頭に置きましょう。
自宅でセルフ脱毛をお考えになる場合、お肌に大きなダメージを与えてしまうことを考えておきましょう。
特にアトピー肌の場合や、お肌の状態が良くない場合、自宅でのセルフ脱毛は止めておいたほうがいいでしょう。
下記のようなセルフ脱毛の方法は避けるべきです。
自宅でのセルフ脱毛の代表格と言えば、カミソリです。カミソリでムダ毛を処理するのは、とても簡単です。しかし、同時に「皮膚を削っている」行為であることも事実です。
実際、カミソリでムダ毛とともに皮膚を削っていて、傷をつけてしまい、色素沈着を起こしてしまうことがあります。また、薄い皮膚の状態で、乾燥肌になることも。
脱毛クリームや除毛ワックスは、アルカリ性の薬剤です。これらを塗ることで、表面のムダ毛を処理することができます。
しかし同時に、お肌の表面にダメージを与えることになります。脱毛クリームなどを使う行為は、肌荒れの原因ともなりますので、敏感肌やアトピー肌の場合は、避けたほうが無難です。
処理後のケアが正しくなされないと、家庭用脱毛器を使っても、肌トラブルの原因となります。
特に、アトピー肌の場合は、肌の表面にダメージを与えてしまい、保湿機能が失われて状態悪化につながる場合があります。
アトピー肌への脱毛は、クリニックやサロンでおこないましょう。自宅でおこなうセルフ脱毛では、肌を痛めてしまい肌トラブルを起こしかねません。
アトピー肌への脱毛は、安心して受けられる方法を選択すべきです。
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アトピー肌や敏感肌の方は、肌のバリア機能が低下しています。そのため、レーザー出力によって、肌の状態が悪くなる恐れがあります。
肌トラブルが起こるリスクをいかにコントロールするか。そのために、医師の指示のもと、看護師が肌の状態を見極めながら、レーザー出力を調整します。
安心して脱毛が受けられるクリニックやサロンを選びましょう。