脱毛前後に保湿をおこなう理由やメリット、保湿しない場合のトラブル、正しい保湿方法などをご紹介

2021.1.10
医療脱毛

脱毛前後は、しっかりと肌を保湿することが大事です。脱毛前の肌が乾燥していると、肌への負担が大きくなります。脱毛後の肌はフラッシュやレーザーによる刺激を緩和するため、保湿して肌を癒やす必要があります。

今回は、脱毛前後に保湿をおこなう理由やメリット、保湿しない場合のトラブル、正しい保湿方法などをご紹介します。

脱毛前後の保湿がなぜ大切なのか?

肌が乾燥したまま脱毛を受けると、肌の負担が大きくなります。施術の負担を軽減するために、脱毛前の保湿は不可欠です。

脱毛を受けた肌は、フラッシュやレーザーによって水分が失われます。肌が乾燥していると、肌のバリア機能が低下するため、弱い刺激でも赤みやかゆみなどが起こる可能性があります。

脱毛後に保湿することで、乾燥による肌トラブルのリスクを抑えられます。

脱毛前後に保湿をするメリット

脱毛前後に保湿するメリットを考えてみます。

施術時の痛みが軽減される

保湿ケアをやっていない肌は、乾燥している場合があります。乾燥した肌はバリア機能が低下しています。

バリア機能が低下した状態の肌に、フラッシュやレーザーを照射すると、肌に大きな負担をかけてしまうので、同時に痛みも大きくなる可能性があるのです。

肌トラブルのリスクが下がる

保湿されている肌は、ハリがあったり、乾燥しづらいなど、さまざまなメリットがあります。

乾燥している肌にフラッシュやレーザーを照射すると、肌にとって大きなダメージを受けてしまい、肌トラブルの原因となります。

日ごろから保湿をきちんとしていると、肌トラブルを予防できます。これは、脱毛のときも同じです。炎症や火傷といった肌トラブルが起きにくくなるというメリットがあります。脱毛前後はもちろんのこと、毎日の保湿ケアが大切となります。

保湿ケアを怠ると起きやすいトラブル

脱毛後のケアだけでなく、保湿ケアを怠ると肌はどのような状態になってしまうのでしょうか。ここでは保湿ケアを怠ると起きやすくなる肌トラブルをご紹介します。

肌の乾燥はシワの原因となる

保湿ケアが十分でないと、肌は乾燥しやすくなります。乾燥はシワの原因の一つです。目や口の周りは特に乾燥しやすくシワができやすいので注意が必要です。

乾燥肌や敏感肌の原因となる

乾燥した肌を放っておくと、肌のバリア機能が弱くなります。バリア機能は肌を守る機能です。うまく働かなくなると、少しの刺激でも炎症を起こしたり、慢性的な乾燥肌の原因となります。

肌自体が乾燥肌や敏感肌になってしまうと、常に乾燥状態や少しの刺激で炎症をおこしてしまうことになります。

脱毛後の保湿方法、保湿ケア

脱毛後の保湿方法をご紹介します。

顔脱毛

脱毛後は、洗顔料を使った洗顔は控えたほうが無難です。顔の皮膚は薄いので、ぬるま湯などでやさしく肌を洗うようにしましょう。

ゴシゴシとこすらないように、また爪が肌に 引っかかったりしないように十分慎重にお手入れします。

デリケートゾーン脱毛

VIOの脱毛後も、肌の保湿は重要です。いつもお使いになっている化粧水や保湿クリームを使います。ただ脂分の多い乳液やクリーム類は少なめにしましょう。

油分が酸化すると炎症を起こす可能性があるからです。

その他の部位

その他の部位も 基本的には同じです。保湿は必須ですが、お手入れはいつもの保湿コスメでOKです。腕や脚などは日焼け止めを使います。

日焼けしてしまうとメラニン色素の量が増えて、脱毛器による火傷リスクが高まります。肌にやさしい日焼け止めを塗りましょう。保湿とともに重要なのが日焼け予防です。

脱毛後アフターケアの注意点

ここでは、保湿ケアを中心として、脱毛後のケアについて注意すべき点をいくつかご紹介します。

冷やしすぎると脱毛効果が下がってしまう?

フラッシュ脱毛や医療レーザー脱毛は、 イメージとして熱で肌にダメージを与えているという感じがあると思います。

しかし、医療レーザー脱毛の場合、肌を冷やしすぎると毛根の熱ダメージが回復してしまい、脱毛効果が下げることにつながってしまいます。

保冷はほどほどにして保湿ケアをしっかりとおこないましょう。

明らかに火傷の症状がある場合は別として、せっかくの施術をムダにしないために、「施術後は冷やしすぎないのがポイント」とおぼえておいてくださいね。

※火傷の症状や明らかに痛みがある場合は、必ず医師にご相談ください。

脱毛後のメイクは摩擦に注意

脱毛後のメイクで注意することは、「摩擦」です。「摩擦」に注意しましょう。「摩擦」はメイクだけではなく、洗顔や保湿の際も気をつけましょう。

化粧水やファンデーションなどを肌に塗布する時、やさしく肌を軽くはたくような感じでおこなうのがポイントです。保湿力だけで選ぶなら、一般的にパウダーよりもリキッドのほうがしっとりします。

ただし、リキッドは塗り伸ばす必要があるので、はたくだけで良いパウダーのほうが摩擦が少なくて済むかもです。

電気シェーバーを使う

肌への負担を考慮すると、自宅での自己処理は電気シェーバーの使用が良いでしょう。カミソリよりも肌のダメージが少ない状態で、次の施術が受けられるようになります。

日焼けに注意

脱毛後は、肌が炎症しやすい状態になっています。日焼け止めクリームや帽子などの日焼け対策をおこなって、乾燥しないようにしましょう。

【関連記事】
脱毛中に日焼けを避けるべき理由と日焼けしてしまったあとの対処法

保湿アイテムを選ぶポイント

保湿に使うアイテムを選ぶポイントを考えてみましょう。

保湿力が高いか

脱毛前後に使う保湿ケアは、保湿力が高いアイテムをえらびましょう。乳液やクリームだけでなく、保湿オイルも効果的です。

低刺激かどうか

敏感肌の方は特にご注意ください。化粧水や保湿クリームの成分に、刺激の強いものが含まれていないかチェックしましょう。敏感肌の方に向けた低刺激の保湿アイテムがあれば、安心して使えます。

まとめ

脱毛前後の保湿ケアは、脱毛中の肌トラブル防止のため不可欠です。日ごろからしっかりと保湿ケアをするようにしましょう。

万が一、肌トラブルが起こった場合は、サロンやクリニックにすぐにご相談ください。

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