ちょっと待って!セルフダーマペンは危険かも!?

2021.5.27
美容コラム

毛穴の開きやニキビ跡に効果があり、クリニックで提供されているダーマペンの施術を自分で行いたいと思っている方もいるかもしれません。

しかし、セルフダーマペンはリスクが高いため、様々な情報をもう一度見直してみる必要があります。

今回はセルフダーマペンについてまとめています。

セルフダーマペンに必要な道具や手順、メリット・デメリットなどを安全性を踏まえてお伝えしますので、確認してみてください。

セルフダーマペンに必要なもの

クリニックで使われているダーマペンは医療機器であり、セルフダーマペンとは厳密に言うと同じではありません。

これを踏まえた上でセルフダーマペンに必要なものを確認してみましょう。

ダーマペン本体

医療機器と認定されているダーマペンは個人で購入することはできず、セルフで行う際には類似品や模造品を使用することになります。

通販サイトなどで販売されているようですが、信頼性や安全性、商品の質などに不安が残ります。

殺菌された針 

ダーマペンの本体に付属しているケースも多いダーマペン用の針ですが、直接肌に触れるため殺菌を特に気をつける必要があります。

また、通販サイトなどで販売されている針には皮膚に刺す目的に適していない場合も多く、安全性や効果が立証されていません。

消毒液

感染症など様々な病気を防ぐためにも、ダーマペンをする際には消毒を行う必要があります。

通販サイトだけではなくドラッグストアなどでも購入することが可能です。

麻酔クリーム(必要な人だけ) 

針を刺す痛みを抑えたい方は麻酔クリームを用意する方も多いようです。

個人輸入で手に入るようですが副作用などに関して不安が残り、購入は自己責任となります。

セルフダーマペンの手順

セルフダーマペンの大まかな流れは以下の通りです。

洗顔>麻酔クリームを顔に塗る>ラップをして30待つ>麻酔クリームを拭き取る>ダーマペンを顔に当てる>冷やす>保湿

正しい施術の手順を知ることでリスクを減らすことができますので、詳しく確認してみましょう。

衛生環境を整える

ダーマペンは失敗してしまうと肌が傷つき肌トラブルが悪化するだけでなく、感染症などになってしまう恐れもあります。

そのため施術前にはクレンジングと洗顔を行い、手指や道具を消毒し殺菌することで清潔な状態を保たなければなりません。

特に針は使い回すことはせず、その都度新しいものと交換するようにしてください。

麻酔クリームで痛みを抑える

痛みを抑えるために麻酔クリームを塗り、30分以上浸透するまで待った後でしっかりと落としましょう。

使う麻酔クリームにもよりますが、ラップなどで密閉することで浸透しやすくなるようです。

ダーマペンを行う

セルフダーマペンは自分で肌に針を刺す必要のある難易度の高い施術です。

肌の負担を軽減するためにも垂直な状態で丁寧に肌に押し当て、ご自身のお悩みに合わせて針の深さを調整します。

血が出た際は清潔なコットンやウエットティッシュで拭き取ってください。

アフターケアをする

ダーマペンが終わった後は、清潔なガーゼに包んだ保冷剤や冷たいウエットティッシュなどで冷やすようにしましょう。

また、肌がとても敏感になっているため、美容液やワセリンなど刺激の少ないものでしっかりと保湿する必要があります。

セルフダーマペンのメリット

なぜクリニックではなくセルフでダーマペンを行うのでしょうか。

ここでは、セルフダーマペンのメリットについて見ていきましょう。

費用を抑えられる

ダーマペンの治療は1回でも数万円からであり、求める効果にもよりますが合計で数十万円に上ることもあります。

セルフダーマペンであれば初期費用はかかるものの、クリニックで施術するよりも安価です。

ただし、クリニックが高価な理由には認可済みの医療機器の使用や訓練されたスタッフによる治療、アフターケアなどが含まれていることを覚えておきましょう。

自分のタイミングでできる

忙しい日々を過ごす中で、思うようにクリニックに通えない方は少なくありません。

セルフダーマペンは自分の家で落ち着いて行うことができ、クリニックの診療時間などを気にする必要がありません。

クリニックに通う時間や手間がなくなり、自分の好きなタイミングでできることをメリットだと感じている方も多いようです。

針の深さを自分で変えられる

ダーマペンの施術は肌トラブルの種類によって針の深さを調整しなければなりません。

自由に針を刺すことができるセルフダーマペンでは、得たい効果に合わせて好きな深さまで針を刺すことができます。

ただし、ダーマペンに詳しくない方はご自身ですることが難しいため、人によってはデメリットになる可能性もありそうです。

一つの部位に集中してできる

クリニックでも効果を得たい部位を伝えることはできますが、セルフダーマペンほど気軽に好きな部位を施術できるわけではありません。

特に効果を得たい部位に体して自由度が高く、施術をできるのはセルフダーマペンのメリットだと言えるでしょう。

しかし、集中的にやり過ぎてしまうと失敗に繋がりますので、自分で見極めた上で行う必要があります。

セルフダーマペンのデメリット

メリットだけで判断してしまうと、後悔や取り返しの付かない失敗をしてしまうことがあります。

それでは、セルフダーマペンのデメリットを抑えていきましょう。

本当に自分に合っている施術なのかわからない

セルフダーマペンの施術をすることで肌トラブルや肌質の改善を求めている方が大半だと思います。

クリニックでは肌質や体調などを踏まえて適切な施術を行ってもらえますが、セルフでする場合は自分で見極めなければいけません。

知識や専用のツールがない状態で自分で判断するのは難しく、自分に合う適切な施術かどうかわからないと悩むことになります。

麻酔の効きや技術不足などでムラが起こりやすい

慣れない麻酔やダーマペンの施術を自分でするのは難易度が高いものです。

麻酔クリームを満遍なく塗れていなくて痛みが生じたり、ダーマペンの針を垂直に刺せていなくて傷を大きくしたりすることなどが考えられます。

セルフダーマペンでは自由度が高い分、ご自身の技術力に左右されることを頭に入れておきましょう。

個人で必要品を揃えなければならない

クリニックでは安全な施術道具があらかじめ用意されていますが、セルフで行う際にはそうはいきません。

セルフダーマペンの道具は通販や個人輸入で手に入れなければならないことが多く、手間と時間がかかり大変です。

また、使用する機器や針などを洗ったり殺菌したりして、自分でしっかりとメンテナンスする手間もあります。

何かあっても自己責任になる

セルフダーマペンでは専門家である医師や看護師から手厚いサポートを受けることはできません。

衛生環境が不十分だったり針で肌を過度に傷つけたりして、感染症や肌トラブルが起きても自己責任になります。

様々なリスクがあったとしても全て自己責任となってしまうため、それを理解した上でセルフダーマペンを行うことが求められます。

【関連記事】
ダーマペンで肌トラブルが悪化?気になる失敗について解説します

ダーマペンはクリニックで安全に行いましょう!

ここまで、セルフダーマペンの方法やメリットなどを解説しましたが、セルフダーマペンはリスクが高い施術になります。

そもそも針を刺す行為は免許が必要であり高い技術力が必要です。

肌のお悩みを安全に改善するのであれば、セルフダーマペンよりもクリニックで適切な治療を行う方が好ましいと言えます。

クリニックで行われるダーマペンの施術は、安全性の高い医療機器を使用して高い技術力で治療を行っています。

また、手厚いサポートを医師や看護師が行い、万が一肌トラブルが起きても迅速で適切な対応をしてもらえるため安心感があります。

オプションの追加などで更なる効果も望むこともできますので、より美しい肌に近づきたい方はクリニックでダーマペンを行うのがおすすめです。

まとめ

今回はセルフダーマペンをリスクを踏まえた上でお伝えしてきました。

セルフダーマペンは安価で好きなタイミングでできるものですが、リスクが高く安全性や効果に不安が残ります。

クリニックでは医療従事者の手厚いサポートや適切な衛生環境などがあり、安全に治療できておすすめです。

当院では安全性が高く最新型のダーマペン4を使用した施術を受けていただけます。

ダーマペン4はより細かな針の調整が可能になっており、ニキビ跡や毛穴の開きなど様々な肌の悩みに対して高い効果を発揮します。

ASERAクリニックでは事前のカウンセリングを無料で行っておりますので、ダーマペン4に興味のある方はお気軽にご相談ください。

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